東日本大震災と福島第1原発の惨事2011年03月16日 19:07


福島第一・第二原子力発電所からの距離

 大地震と津波そして福島第1原発の惨事に関する報道が連日流れています。私の方にもメールなどでご心配いただきました。佐渡島の方は震度2の揺れがあった程度 で大丈夫です。パノラマ仲間では「ダルマのつぶやき」の秋吉さんや「P-Blog 」の山道さんが共同作業で、国土地理院の空撮画像を、迅速にKrpano処理しUPして います。両サイトの画像は多くの方々のお役にたつと思われます。
 被災されました多くの皆様には心よりお見舞い申し上げます。

春の訪れ福寿草2011年03月17日 00:58

 春の訪れを告げる福寿草です。この花は最初の開花時に撮るのがポイント。毎朝方に開花そして夕刻に閉じるを繰り返すと花芯が崩れ花弁も痛んでしまいます。この日は幸いにも初々しい福寿草を撮ることが出来ました。野に咲く福寿草は瑞々しく凛としたお姿。小さな被写体なのでUWC-1689で数センチまでの接近撮影となりました。
 密をもたない福寿草は、湾曲の花びら内をパラボラ方式で太陽光を集め暖めます。雪解け時の寒さの中、虫たちはこの温室空間を好んで訪れ、お帰りに福寿草の花粉を身に付けるという仕掛けとか。なかなかお利口さんな花ですね。



Nikon Coolpix P5000+UWC-1689

この記事の360°パノラマVR画像→Adonis amurensis
Japanos FullscreenVR Gallery→VRパノラマギャラリー

コンデジでパノラマVR2011年03月24日 01:38

 ちょっと古いですが気に入っているコンデジNikon Coolpicx P5000です。FITの魚眼コンバージョンレンズ UWC-1689と相性がいいですね。私(kaneko)流の撮影方法で山野草をこのレンズで撮影してみます。径の小さなUWC-1689のようなレンズは被写体深度が深いので数センチの接近撮影でも何とかボケないですみます。

 では、山野草オウレン(下写真の赤○)を撮ってみましょう。用意したものは水準器と「割り箸」。名付けて「割り箸モノポッド撮影」です。

 雪割草やオウレンの花は傾斜地に多く咲き、地面は腐葉土のためフワフワしています。ミニ三脚などをセットするのは無理がありますね。そこで割り箸の登場です!適度な長さで地面深く差し込みレンズを乗せて回転軸にするという方法です。ま、一応レンズのノーダルポイントあたりを割り箸に乗せるというのが理想でしょうね。UWC-1689のデカイ文字や幅広い金色リングは安っぽくて嫌いなのですが、この撮影では滑り止めに役立っています。

 急斜面でトゲのある枝などをかき分けながら中腰で手持ち撮影するのは大変な作業です。ステッチ作業を円滑にするため水準器をにらみ必死で水平を保ちながら被写体まで数センチの距離をドタバタと回転撮影する訳です。

 天候も大事な要素です。直射光があると影が被写体を覆ってしまうので曇り空が撮影日となります。そしてPTguiでは最近追加されたマスク処理のレッド&グリーン機能が荒い手持ち撮影のステッチをおおいに助けてくれることになります。


_
完成したパノラマVR。数センチに寄って撮っても魚眼レンズでは離れて見えますね。

※マウス操作で任意の方向がご覧いただけます。

佐渡市も被災者を受入ます2011年03月25日 17:06

佐渡市でも下記のように地震被災者の受入体制を拡充しました。

詳しくはこちら、佐渡市のHPをご覧下さい。
http://www.city.sado.niigata.jp/info/data/2011/0323.shtml

雪割草(手持ち撮影の限界)2011年03月27日 13:22

 前回と同じ「割り箸モノポッド」方式での手持ちパノラマ撮影です。こちらの撮影環境は前回よりもかなり厳しく、腐葉土の斜面に咲く雪割草は雑草などですっぽり覆い包まれています。雑草に触れないで(位置を変えず)花を中心に一回転撮影するのは大変です。おそらく私に出来る手持ち近接撮影の限界かな?と感じました。
 と、言う訳でWWPの"Limits"に少々強引でしたが「手持ち撮影の限界 Limit of Handheld 」という薄っぺらな題名でエントリーしました。

この記事の360°パノラマVR画像→Liver leaf
Japanos FullscreenVR Gallery→VRパノラマギャラリー

野の雪割草をスナップしました。

Canon Poweshot G9