嵐の撮影2010年02月05日 16:25

 冬の佐渡・日本海の撮影はイメージ通りには撮影させてくれません。例えば荒海のシーン。本当に大荒になると波しぶきが海面を覆い海は白一色になってしまいます。これでは群青の海と白波のコントラストが表現できませんね。そう、荒海のイメージには適度な風量の嵐が必要となる訳です。「適度な嵐」とは言っても半端なものではありません。なにせ岸壁で荒海に立ち向かうのですからカメラは強風で三脚ごとグラグラ揺れ、レンズは潮風で頻繁に曇ってしまいます。「ライアンの娘」の嵐のシーンでフレディー・ヤング撮影監督が使った高速回転ペラがついたカメラハウジング(参照)でもあればいいのですが、こちらは透明ビニール袋とガムテープで密閉しただけの簡易防滴ハウジング…情けないお姿で(写真)。さらに潮まじりの北風は凍るように冷たく身にしみ、辛い辛い撮影となっている訳です。
 嵐の中、足早に通りかかる車、そのワイパー越しに見える私の撮影姿は、どのように映ったのでしょうね。コワ…。

♪海は荒海こちらは佐渡よ2010年01月06日 17:37



 新年おめでとうございます。
 ビデオネタで恐縮ですが、表日本で穏やかなお正月を迎えた皆様に、裏日本・佐渡島の光景をご覧いただきましょう。
 本年度に企画しているビデオ作品「S4S(仮題)」のワンシーン収録のため、12月~正月にかけて三回、嵐の日本海にカメラを向けました(計60分程収録)。荒海の撮影は半端なものでなく、風、波しぶき、そして恐怖心との戦いでした。ビデオカメラも潮風で壊れそうな気がするので暴風の波撮影は今回でストップ。強風のためカメラが揺れてお見苦しいですがノーカットでほんの一部分をUPします。※音声は別収録のため入っていません。

恒例のWWP2009年12月20日 13:17

 恒例のWWP(Best of 2009)に「大地の芸術祭」の"Travelling Inside"を早々にUPしました。既にこちらで掲載済みのヤツですね。毎年新作をUPしてたのですが、今回は素直に「今年の作品の中で」という事に…私的にはちょいと消極的でマズイ状況かも。
 長年続けてきたBBS閉鎖では多くのメールを頂き、ありがとうございました。パノラマを止めるの?って問いも多かったのですが、今後も楽しみながらVRはつくっていこうと思ってますので、よろしくお願いします。ただパノラマ制作の皆様と直接お会いするような機会は遠ざかったような気もします。常々のようにパノラマサイトを巡回しながら皆様のご活躍を拝見させていただきます。

島を愛する元気な酪農家2009年11月24日 11:10



 佐渡乳業様からのご依頼で制作した20分ほどの企業PRビデオです。クライアント様のご指示もあり、佐渡の自然を多く取り入れた構成となっています。自然豊かな佐渡島を見ていただくことにより、この島の環境で生産される新鮮な生乳をアピールする…という企画です。撮影は3月~9月の7ヶ月。佐渡を代表するような観光名所の映像は避け、日々の生活の中で出会うような優しい情景を求め島内を撮り歩きました。新鮮な牛乳とイメージを重ねてもらうため山里の清らかな水のシーンも多くインサートしています。また、ナレーションもプロのこなれた口調を避け、一般の方にお願いしています。
 録画したテープは60分×22本。納品するBlu-rayの尺は20分というお約束のため多くの撮影シーンがボツとなりました。でも、スティディカム撮影・水中撮影・インターバル撮影など、私自身が楽しませていただいたカットは随所に挿入しています。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

こちらでより綺麗にご覧いただけます。
http://sado-nyugyo.sakura.ne.jp/movie2009/milk.html

豪農の館・大広間と三楽亭2009年11月04日 18:18

 豪農の館(伊藤家)の大広間と、敷地内に隣接する「三楽亭」のVRです。
 冠婚葬祭で年数回のみ使用されたという100畳の大広間は総けやき造り。詳しくはHPでご覧頂きたいのですが、HP上でも「360度の画像を見る」という表示でQuickTimeVRが掲載されていました。撮影は以前にも述べましたがManfrotto ミニ三脚セット300N PANORAMIC HEAD を装着しています。この組み合わせは小旅行のVR撮影に重宝しますよ(但し高さは40cm位まで)。
 「三楽亭」は正三角形の建物。内部は畳までが三角形で凄かったのですが、外観しか撮影出来ないのが残念です(パノラマVRですと分かりづらいでしたね)。敷地内にある木製の電話ボックス(下写真)もこちらを真似て正三角形だったのが楽しいでね。※こちらの電話ボックスは内部撮影をしているのですが、撮影軸が大きくずれてパノラマのステッチに失敗しました(丁寧に撮れば…悔やまれます)。



Canon30D+Sigma8mm
PTGui Pro 8.2.1 + Pano2VR + Photoshop CS4

この記事のFullscreenパノラマ画像→Farm House_4-5

「北方文化博物館」脇の民家2009年10月29日 21:53

 パノラマVRに復帰しますね。
 新潟にある「北方文化博物館」の脇にある農家。吉ヶ平と刈羽地区から移築した民家が保存されています。本家「豪農の館」のVRは未編集ですので、今回はこちらを3点UPします。

Canon30D+Sigma8mm
PTGui Pro 8.2.1 + Pano2VR + Photoshop CS4

この記事のFullscreenパノラマ画像→Farm House_1-3

インターバル撮影で動画2009年10月21日 20:52



 雲や夕日の流れをデジタルカメラでインターバル撮影し、動画にしてみました。ビデオ作品のインサートで”時間の流れ”や”季節の流れ”を表現するのに都合の良い手法です。
 撮影はCanon30DにTC-80N3を接続し2~3秒間隔のターマーセットで20 ~30分位撮影します。もちろん露出・フォーカスはロックです。20 ~30分の撮影でも大変な枚数を撮ってしまう訳で(600~900枚くらい)フラッシュメモリーも容量の確保が必要です。あとはPhotoshopやAfterEffectsなどで動画に変換。パラパラ漫画って感じかな。
 例として2秒間隔で30分間インターバル撮影すると、撮影枚数は900枚、動画再生で30秒となります。上の動画6シーン(それぞれ一部)の内4シーンを制作中のビデオ内に尺を縮めて取り込みました。偶然でしたがラストの夕日の動画には旅客機の飛行機雲が入ってますね。
 ビデオはSEやBGMを終えあとはナレーションのみ。今月末の納品です。パノラVR撮影をご無沙汰してたので再会したいと思っています。

凝り過ぎに注意を2009年09月28日 00:57

 その昔W8ミリからシングル8やスーパー8に変わった頃、ZC1000NikonR8そして編集機、映写機などを購入しムービーを撮りまくっていました。「小型映画」(玄光社)なんて月刊誌もあり、新宿・紀伊国屋では新藤兼人のシナリオ本も買いあさりました。当時はお金使いましたね、フィルム代や現像代にメチャクチャ…。二度と動画には手を出さないと思ってたのですが、、、何十年ぶりにまた動画をやってしまいました。まっ、仕事でしたので言い訳が出来るのですが、やはりあれこれ撮影小道具に凝ってしまい出費の方もかなりのもの。機材の元を取るのにあと一本、ビデオの仕事を受けなければならない状況です。
 写真下は山野草のレンズ0センチ撮影シーン。ズームによるクローズアップではなく、ワイドで超接写しパンフォーカス画像を狙っている訳です。

蝶と彼岸花2009年09月22日 18:55

 早春からのビデオ撮影もほぼ終了し編集作業に入ります。ご覧の写真は彼岸花の撮影中スナップ。蝶々に1~3センチまで接近するためフードを外して撮影しています。根気よく現場で待てば、カメラなど気にせず蜜を吸うのに夢中な蝶にも出会えるようです。現時点でビデオをお見せできないのが残念。(合成写真ではありません)
 魚眼レンズで”蝶接写 m(_ _)m パノラマVR”も可能な状況でしたが、以前に似たようなVRやってますので止めておきました。

HD-Flash test2009年09月04日 13:15



 HD(m2t)からダイレクトにFlash(flv)へダウンコンバートするテストです。ハイビジョン撮影の画像を出来るだけ軽く、綺麗にWeb上に軽く載せるか、という問題に直面しています。YouTubeなどHDが見れる"動画共有サイト"にUPしないのが前提です。
 テストムービーは先月撮影した中から、暗部・ハイライト、そして鮮明度が分かりやすい画像を選び編集してみました。60.3MB(m2t)から2.38MB(flv)となり満足はしてるのですが、画面変化(OLやFO)の時にモヤモヤする画質が何とかならないものか…と。