佐渡・宿根木 ”ねじ式” 風味2008年07月01日 21:57

 宿根木の集落でパノラマ撮影。狭い路地そして民家「清九郎」の内部、さらには茶房「やました」店内も撮らせて頂きました。まずは、舟型の家前あたりで路地の撮影。


 なぜか「ねじ式」(つげ義春)の風景が浮かんできたのでHDR処理で色調をイメージに近づけてみました。

Canon30D+Sigma8mm
PTGui7.6+Pano2QTVR Pro+PhotoshopCS3

この記事のFullscreenパノラマ画像→Syukunegi 01

佐渡・宿根木 清九郎家(公開民家)2008年07月06日 23:13

 前回に続き、宿根木のパノラマです。「清九郎」は公開民家となっており、入口を入ると薄暗い土間に管理人のお婆さんがいて入館料400円を徴収します。室内の写真撮影はもちろんOKなのですが、三脚は板床に傷がつくからマズイとか。どうしましょう…室内を測光したら絞り8で4秒(ISO-100)の露光量なんですよね…特別な仕掛けを提案して何とか撮影できました。

Canon30D+Sigma8mm
PTGui7.6+Pano2QTVR Pro+PhotoshopCS3

この記事のFullscreenパノラマ画像→Seikuro (Syukunegi 02)

弘法大師(空海)像2008年07月07日 08:49

 紫陽花寺としてもで有名な蓮華峰寺の境内にある弘法大師(空海)像を中心にパノラマにしてみました。像の背景は「鐘楼堂」、右回りに「経蔵」~朱塗りの「八角堂」となります。
 弘法大師の目線にカメラ位置を合わせるため、2mほどのポール撮影となりました。顔が菅笠の影で暗くなっていますね。まったく露光調整に気づかずに撮影していました。結果的には面白い表現ができたと自己満足してはいるのですが…。紫陽花も見頃です。次回のパノラマでご紹介しましょう。

Canon30D+Sigma8mm
PTGui7.6+Pano2QTVR Pro+PhotoshopCS3

この記事のFullscreenパノラマ画像→Rengebuji 01

蓮華峰寺(紫陽花の中で)2008年07月08日 20:14

 前回につづき紫陽花が見頃の蓮華峰寺(れんげぶじ)です。普通お寺は参道を上るものですが、こちらは参道を下って行きます。撮影は5mのポールの先にカメラを取り付けリモコン撮影してみました。
 2シーンのパノラマが最終的に残ったのですが、迷ったので両方共UPします。本当は小雨あたりが似合う花なのですが、撮影に使用してる魚眼レンズは水滴が苦手ですから無理でしょうね。

Canon30D+Sigma8mm
PTGui7.6+Pano2QTVR Pro+PhotoshopCS3

この記事のFullscreenパノラマ画像→Rengebuji 02-03

合歓の木2008年07月13日 23:41

 梅雨なのに今年は晴れ日が多く、暑い日が続いています。週末も晴れ 、相川地区にパノラマ撮影に出かけました。目的地で撮影した後、付近の展望台斜面に合歓(ねむ)の木が咲いていました。ポールを用意しているので、手すりを軸に約30度傾斜でポールを突き伸ばして撮影しました。いつもの事ですが、カメラの重さでアルミポールは大きく曲がり、回転時のノーダルポイントは確保出来ません。ポールの傾斜撮影は長く写ったポール影など後処理が厄介ですね。
 相川の町並みが一部見えます。もうすぐ相川鉱山祭り、この展望台は花火見学に絶好の場所かもしれません。

Canon30D+Sigma8mm
PTGui7.6+Pano2QTVR Pro+PhotoshopCS3

この記事のFullscreenパノラマ画像→Silk tree

千畳敷(佐渡島・相川)2008年07月14日 22:30

 左写真は相川地区の千畳敷と呼ばれる場所でパノラマ撮影している様子です。ご親切にも現地で会った知人が撮影しメール提供してくださいました。岸壁によじ登りアルミ棒を高々と伸ばしている光景は、よほど奇妙に見えたのでしょう(笑)。
 はい、そうですよ。このような格好で撮影してるんです。どこかで会ってもビックリしないでくださいね。ポール撮影によるパノラマが連続してますが次回UPの「西坂」で一応終了、その後は通常撮影に戻るでしょう。
 千畳敷のパノラマ…海風と潮の香りをいっぱい感じとってください。

Canon30D+Sigma8mm
PTGui7.6+Pano2QTVR Pro+PhotoshopCS3

この記事のFullscreenパノラマ画像→Aikawa

西坂(佐渡・相川)2008年07月15日 19:30

 下町と上町を結ぶ坂道。左はゆるやかに曲がる「西坂」、右は急勾配の「長坂」と呼ばれています。観光案内書によると、昔この分岐点には小川が流れ石橋が架かっており牢屋があったそうです。牢屋内では度々処刑が執行されるので、通行人はこの坂を通るたびに手を合わせ処刑人の冥福を祈ったとか…石橋はいつしか合唱橋と呼ばれたそうな。
 西坂を上ると「佐渡奉行所」・「佐渡版画村」にたどり着きます。長坂は「京町」・「時鐘楼」に向かっています。階段を下りたところの洋風建物は旧相川税務署、そして相川の町並みに入ります。

 このパノラマもアルミポールによる撮影です。5m近くも伸ばすと手持ち撮影と同じように回転軸が乱れステッチ作業が大変な場合があります。そう…今回のパノラマのように上部に電線が多く交差してる場合などは投げ出したくなりますね。

Canon30D+Sigma8mm
PTGui7.6+Pano2QTVR Pro+PhotoshopCS3

この記事のFullscreenパノラマ画像→Nishisaka

2008年07月20日 00:07

 魚眼レンズなので左写真くらい近づかないと大きく写りません。暑い日が続いているので例年より早めに蓮の撮影に出かけました。今年は雨が少なかったせいかキリッとした美形な花が見つかりませんでした。

Canon30D+Sigma8mm
PTGui7.6+Pano2QTVR Pro+PhotoshopCS3

この記事のFullscreenパノラマ画像→Lotus

宿根木小学校・三年生の教室2008年07月29日 15:32

 小木・宿根木に「佐渡國小木民俗博物館」があります。この博物館は昭和45年に廃校になった木造校舎(大正9年建造の宿根木小学校)をそのまま使用しており、館内には宿根木集落で使われた昔の生活道具3万点余りが展示されています。
 館内の一室に小学三年生の教室が当時のまま保存されていました。偶然でしょうか木下惠介監督の「二十四の瞳」がやたら観たくなりDVDを入手し、出来れば小豆島にある「二十四の瞳映画村」へパノラマ撮影に行きたいと思っていたところでした。黒澤映画「夢」に登場する《水車のある村》では安曇野に行って水車のパノラマ撮ってきましたからね(笑)。
 教室内は展示物ケースや黒板に写真の展示(すみません、パノラマでは消去させていただきました)などがあり、当時そのままとはいきませんでしたが、雰囲気は古き良き時代を感じさせてくれるものでした。ちょいとアンティークレンズ風にしてみますね。

Canon30D+Sigma8mm
PTGui7.6+Pano2QTVR Pro+PhotoshopCS3

この記事の360°パノラマVR画像→Classroom
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