魚露目では入れない空間2011年01月29日 15:36

 眠っていたWATEC社のG1.9を防湿庫から取り出しました。魚露目がφ20mmmmそしてG1.9がφ14mm、シグマの魚眼と比べると超ミニレンズですね。
(※写真○印 右は魚露目)

 魚露目ではレンズ口径が大き過ぎて入れないようなミニ空間(物体)内で360゚.パノラマVR撮影を試みようと企てています。ただG1.9の画角は115゚のワイドレンズですから魚露目レンズのように前後2枚撮りという訳にはいきません。うまく回転して360゚撮影出来るかどうかは被写体の形状にも左右されてきます(このへんが悩みの種でありまして…)。

 魚路目8号が発売される以前には「虫の目レンズ」としてワテック社のミニチュアレンズ G1.9が重宝されていました。もちろん現在でもかなりの愛好家がいるようで、《虫の目レンズ》で検索するとG1.9を独自のレンズ構成で組み込んだ勇姿を多く見ることが出来ます。皆さんの研究心には敬服しますね。

 このG1.9(型番1920BC-5)は本来ボードカメラ用のレンズ。口径14mmの小さなレンズからの像をカメラの撮像素子に大きく投影するにはかなり拡大するが必要があります。そこでG1.9に24mm広角レンズや50mm等をリバース装着して像を拡大、更に中間リングなどで鏡筒を伸ばし倍率を稼ぎます。結果、かなり大げさなお姿になってしまう訳で…簡単にカメラ装着ができ倒立像にならない魚路目8号に移行される虫の目マニアもいるようです。

 さて撮影には少々アダプター部品が足りません。まっボチボチ準備してみます。

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