阿若丸2006年11月06日 22:26

 日曜の午後、ぶらり撮影に出かけました。今回のターゲットは佐渡歴史伝説館の庭園内にある*阿若丸(クマワカマル)。佐渡歴史伝説館はその個性的な造形から、丹波哲郎(故)の映画「大霊界シリーズ」で天国にある宮殿として登場した名誉?があります。
 気軽に一脚で撮ったのですが、竿の部分が大きくズレてしまい、久々にやっかいなステッチ作業となってしまいました。仕上がったパノラマをよく見ると、阿若丸の頬に大きなホクロがありました。あれっ??多分…野外に設置されているため、何かの汚れが付着したのしょう。面倒くさいのでこのまま無修正にしておきますね。

*【阿若丸】資朝の子で、正中の変で父親が佐渡に流される。父の処刑されるという噂が流れると「父の死に様を見届け、冥土の共を」と決め佐渡へ渡る。父と親しくしていた僧りょから遺骨を渡されると、復讐を誓い、山城入道の息子を討つ。

Fullscreenパノラマページ:Kumawaka-maru
Canon 10D+sigma8mm Fish4cube 4面+1撮影(一脚)

コメント

_ shikano ― 2006年11月07日 00:53

まるで棒高跳びみたいです。手が届きそうですが、竹がしなってぶらぶらゆれるのでしょうか。おもしろいです。cubicvrならではですね。

_ kaneko-ad ― 2006年11月07日 10:40

shikanoさん、こんにちは。
そちらも手持ち撮影を試みたようですね。
実は、私もStitcher Unlimitedを所有しており時々使ってみているのですが、一脚での近接撮影では補修だらけでお手上げ状態でした。

_ keiji ― 2006年11月08日 20:55

迫力の映像です。
今度は竿を一脚に持ち替えたkaneko-ad丸が、跳躍しながらパノラマ撮影と言う企画は如何なもんでしょ?

_ Makoto ― 2006年11月08日 21:10

一脚撮影ならではのVRですね。この、何ともいえない不安定でダイナミックな構図……
自分はこんなのを撮ったら、後の作品が詰まってしまいます。
ビックリ

_ kaneko-ad ― 2006年11月08日 22:07

>keijiさん、こんばんわ。
一脚を杖がわりにしなければならない今日この頃ですぞ。

_ kaneko-ad ― 2006年11月08日 22:16

>Makotoさん、こんばんわ。
>一脚撮影ならではのVRですね。
正直に言えば、三脚でノーダルポイントをシンクロさせて撮れば後処理が楽だったなぁ…と思いました。
 実は、この庭園内は<立ち入り禁止>区域。”阿若丸”の顔を捉えるにはこの位置しかなかったので進入しています。撮影直後、受付のお姉ちゃんが近寄ってきましたよ。…逃げました。

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