パノラマ用カメラは?2008年05月01日 17:32

 QTVRに関して私はあまり画質にこだわるタイプではありません。所詮ネット上のQuicktime画像…な〜んて思うので魚露目でもFC-E8でも”ある程度のクオリティ”が確保出来ればOKです。(ただし営業となれば別でしょうが…)

 今回は気まぐれにCanon10D/30D/40D/5DにSigma魚眼をセットして撮り比べてみました。つい最近までパノラマは10Dオンリーだったのですが、数作品前からは30Dに変更しています。10Dはポール撮影など酷使したのでご隠居させました。40Dなどはポスターなど印刷物撮影に使用しています。

 さて左画像ですが、ISO 100 S=1/100 F8.0に統一して撮影したものです。金色の地蔵は72dpiで同寸法にトリミング、さらに拡大したもの。5D(35mmフルサイズ)には不公平な比較方法ですよね。まっ、表示方式に異論があるのは承知の上で…お気軽に見て、それぞれご判断ください。

 ついでに40Dと5Dでパノラマ撮影をしてみたのですが、やはり5Dの豊かな色調に軍配が上がります。5Dはお馴染みのQTVRパノラマ作者さんたちが使用していますね。珍しくもないのでVRのUPはしません。

 初めてテスト撮影をし画像を比べてみたのですが…(私の場合)当面30Dの8面撮影+Photoshop(画像修正)でパノラマを撮り続けてもいいのでは?と、あらためて感じました。

史跡・佐渡金山のパノラマ(Sado Gold Mine)2008年05月12日 20:33

 日本最大の金銀山である「佐渡金山」は、1601年(慶長6年)~1989年(平成元年)3月31日まで388年間採掘が続けられ、この間に採掘された鉱石は1500万t(金78t、銀2300t)とか。豊臣秀吉は佐渡を直轄領とし、徳川家康は天領として佐渡奉行を置いていますね。
 さて、史跡・佐渡金山のパノラマを撮影するためアップダウンのある坑道に重い三脚を担いで入りました。観光案内でお客を連れて来ても、自ら(佐渡島民)は滅多に中まで入りませんからね(笑)。
 坑道は入口で宗太夫坑コースと道遊坑コース(2008年4月にオープン)に分かれています。今回は人気のある宗太夫坑コースでの撮影。坑道内はかなり暗く三脚なしでのパノラマ撮影は不可能です。ISO400設定では絞り8、シャッターは6~8秒となりました。採掘の様子を再現したロボット人形は動くのでスローシャッターは大変。でも観光客の皆さんはフラッシュ発光で撮影OKですね。
 5シーンほどパノラマに仕上げてみました。おそらく私にとって佐渡金山坑道内の撮影は最後となるでしょうから…。

Sado Gold Mine 01…宗太夫坑の出口(Tunnel exit)
Sado Gold Mine 02…水上輪と樋引人足(Inside of tunnel)
Sado Gold Mine 03…水替人足と無宿人(Inside of tunnel)
Sado Gold Mine 04…金山展示室(Exhibition room)
Sado Gold Mine 05…売店脇にある中庭(Garden of gold mine side)

Canon30D+Sigma8mm
PTGui7.6+Pano2QTVR Pro+PhotoshopCS3

この記事のFullscreenパノラマ画像→Sado Gold Mine 01-05

藤とシャガの花2008年05月17日 23:43

 今日は天候がいいのでPowershot G9をぶら下げて散歩に出かけました(パノラマはお休みです)。運動不足ですので少し歩かなければ…と思いまして。スナップしたのは藤の花とシャガの花。

 ここはパノラマ関連のブログですので、今後Powershot G9によるスチール写真は こちらに細々と掲載させていただきます。いつまで続くやら…。

G9にリバースレンズ(G9+Reverse Lens)2008年05月18日 19:01

 レンズを逆方向に装着しマクロ撮影をするリバースレンズ方式は銀塩カメラから行われてきました。安価で出来るのでCanon Powershot G9にもセットしてみましょう。
用意したものは…

58-52mmステップダウンリング
OMリング(Kenko)
古いNikkorレンズ(50mm)
BR-3リング(Nikon)

 リング類は販売価格に差がありますから、ネットでお調べになってください。撮影は、G9をマクロモードにし光学ズームアップを最大値にすればOKです。微妙なピント合わせにはチョイとコツがいりますが、やってみればすぐにつかめます。リバース用のレンズは広角35mm~ 標準50mmの銀塩用レンズ…絞り羽根の開放径が大きいやつですね。OMリングの径が52mmオンリーなので同径のニッコール50mmあたりが(Aiか非Ai)が最適です。ニッコールなら露出したバヨネットにカチッと装着し、後玉を保護するBR-3(フィルターネジ付)がセットできますよ。

 上写真の撮影例は冷えた缶コーラをG9による通常のマクロ撮影(最接近)とリバースレンズ装着による超マクロ撮影の比較です。手持ち撮影は至難の業!さて何を撮ればいいのでしょうか?

興味のある方はこちらに。
Reverse Lens Photos