3D CubicVR (Complete version)2007年04月13日 19:14

 前回3D-CubicVRの試作を掲載しましたが、あれこれ試行錯誤の末、”完全版”?が完成しました。矛盾点を素直に受け入れ、見やすい画像に仕上げています。以下は改良点です。
●地面や天井面における立体視の矛盾点を、一方向視点のみの3Dに限定。(結果Japanosロゴは180度回転毎に立体化します)
●ディスプレイより一部前面に飛び出して見える画像の作成。
●3Dメガネ着用時における好条件な被写体の選択と、レッド&シアンの色調を補正。
●L・Rノーダルポイントが補正出来る限界(Sigma8mm)での近接撮影。
 ぜひ皆さんも赤青セロファンでフルスクリーンの3D CubicVRを体験してみましょう。(下の写真はちょっとオーバーでしたネ…反省)
 今回も、3D作成は関谷さんのサイト”STEREOeYe”の”Anaglyph Maker 3D"を使用させて頂きました。

完成した3DのQuickTimeVRはこちらで:3D CubicVR Complete Version

Canon10D+Sigma8mm(8+1+1....L&R 2set)
+Stitcher+AnaglyphMaker3D+PhotoshopCS2+CubicConverter



コメント

_ 山道正男 ― 2007年04月13日 20:11

kaneko-adさんへ
 念力ではどうしても見えないので、3D眼鏡を注文しました。それが着いたらまた見ます。

_ kaneko-ad ― 2007年04月14日 02:10

>3D眼鏡を注文しました。
あらら…。私は近所の文房具店で赤青セロファンを買って使ってます。
山道さんも是非3DVRを撮影してみてください。
撮影のポイントは、、
1)Sigma 8mmレンズL・Rのステレオベースを出来るだけ接近させた距離にする(レンズ外形が接触するくらいまで)。そうする事でノーダルポイントのズレを最小限に抑えられますし、完成した立体も良好です。
2)私の場合、L・Rとも水平8面、天(各1)、地(各1)で撮影。それぞれLRのセット(10画像)をステッチャーで6000x3000の画像を成形させます。ご心配なく…ちゃんとステッチしますよ・笑。
3)AnaglyphMaker3D(Win版)で各L・Rの6000x3000の画像を指定して3D処理。
4)最後に一体になった6000x30003D画像をCubicConverterでQuicktimeに仕上げます。3D処理はMac版もあるみたいですね。
 でも、円筒VRがお薦めですね。地面の処理を気にせず、簡単に3Dが出来ますから…。

_ 山道正男 ― 2007年04月14日 21:26

>各L・Rの6000x3000の画像を指定して3D処理
Win版AnaglyphMaker遅くて・・
Mac版(OS9)容量制限
Mac版(OSX)AnaBilderは何とか動いたが2500*1250がやっとこさ。8000*4000の元画像が泣いてます。
眼鏡を待っているといつになるか、文具屋さんへ行ってこう。

_ kaneko-ad ― 2007年04月14日 21:59

山道さん
こちらのステレオフォトメーカー(Win)はいかがですか。
http://stereo.jpn.org/jpn/index.html

_ 山道正男 ― 2007年04月15日 08:26

kaneko-adさんへ
有り難うございました。ステレオフォトメーカーが何とか8000*4000を受け付けてくれました。Win版は色々豊富ですね。
Mac版は古いOS9対応は少し有ってもいいのが有りません。
撮影は自作3号機の下にマイクロポジショニングプレートをかまして、右に35mm、左に35mmずらして撮影しました。依ってノーダルポイントは上下と前後は正確に保持し、左右のみずれていたが、Stitcher4.0でステッチ出来ました(水平のみ)。今度は上下も撮影してみます。

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